task4233のめも

書きたいことをつらつらと

気が沈んだ時や不安な時にやっていること

この記事は目黒ワンニャンパーク Advent Calendar 2021 の 6日目の記事として執筆されました。7日目の記事はeuxn23さんのこれが本当の目黒ワンニャンパークだです。

はじめに

こんばんは。task4233と申します。Goが好きで、最近は誕生日にCTFを開催してた大学院1年生です。

本記事ではタイトルにもある通り、気が沈んだ時や不安な時に意識的にやっていることをポエムにしたものです。このポエムで書かれていることは100%正しい訳ではないので、参考程度に留めていただければ幸いです。

TL;DR

  • 課題の分離をすると良いかもしれない
  • わだかまりを何かに書き出すと良いかもしれない
  • 瞑想をすると良いかもしれない

もくじ

この記事を執筆するに至ったきっかけ

最近、将来について考える機会が増えたり、人と関わる機会が増えたりしたためか、気が沈んだり猛烈な不安に襲われたりすることが増えてきました。

今までは、こういう時には不安の根源が何なのか考えて、その根源を改善するために何ができるのかを考え、それでもどうしようのない場合は友人に相談することで解消してきました。実際に、本アドカレの発足者である、なかひこさんにもお話を聞いていただいたこともあります。その節はお世話になりました。

しかし、仮にその結果自分で納得したとしても*1、その全てが精算される訳ではなく、多少のわだかまりが残ります。部屋を頑張って掃除しても、隅の方にホコリが溜まっていくようなものです。

このわだかまりは通常時間と共に消えていくのですが、最近はこの回数が増えてきたので、どうしようかと悩んでいました。

そこで、色々と調べてみました。

その課題はあなたが介入できる課題なのか

まず最初に手に取ったのは、嫌われる勇気という本でした。この本は、悩みを持つ青年が哲人と会話をしながらアドラー心理学に踏み込んでいく本です。このアドラー心理学は賛否両論ありますが、人間関係に苦しんでいた高校生くらいの時に読んでみて救われたので、私は良い本だと思っています。

話が逸れましたが、この本では「課題の分離」という概念が提示されています。この「課題の分離」とは、その課題があなたの課題なのか他人の課題なのかを切り分けて考え、お互いに相手の課題に踏み込まない概念のことと私は理解しています。「課題の分離」をすることで、あなたが介入できる事柄と介入できない事柄に分けて考えることができ、困難な状況の解消に繋がることが多いです。

この分離には下記の2つの質問に照らし合わせて考えることができます。

  • その課題の責任を最終的に負うのは誰か
  • その課題の結論を最終的にだすのは誰か

要するに、その課題の主体は誰なのかという話と似ていますね。主体があなたならばそれはあなたの課題でしょうし、他人なら他人の課題のはずです。

例えば、「Twitterのタイムライン上に鬱陶しい人のツイートが表示されていたので、あなたが気分を害した」という場合を考えます。この場合、

  • あなたが介入できる事柄
    • タイムラインに表示されるツイートの設定
    • 鬱陶しい人のブロック・ミュート
  • あなたが介入できない事柄
    • 鬱陶しい人のツイートそのもの
    • 鬱陶しい人の性格・考え

のように分離できます。そのため、この場合は、あなたが介入できる事柄である、ツイート表示設定の変更をすることで問題を解消できます。逆に、鬱陶しい人に対して、取り消しをお願いしたり、思考を正すように言ったりするのは、相手の課題に踏み込む行為なのでしない方が良いと思います。

本の中では人間関係に絞って考えていますが、この考えを一般化して捉えると、その課題はあなたが介入できる課題なのか、それとも介入できない課題なのかになると思います。気が沈んだ時や不安な時にこれを実践すると、意外と簡単に課題が解消されることもあります。

そのため、課題がある時には課題の分離をして、

  • あなたが介入できることは改善タスクに積む
  • 他人の課題には介入せず関わらないようにする

とストレスフリーで良いと思います。

それでも、頭では理解できていても、モヤモヤすることもあるでしょう。そのモヤモヤはどのように解消できるのでしょうか。

モヤモヤ君へのおてがみを書く

そもそもモヤモヤとは、課題があるが課題が何なのかが分かっていない状況にあると考えられます。Five Orders of Ignoranceの2OIや3OIに該当しますね。

下記の画像は質問に関する5OIですが、分かりやすかったので貼っておきました。

f:id:task4233:20211214031551p:plain
5OI

qiita.com

したがって、不明瞭な課題を明瞭にするための手段が必要です。ここで使えるのが、モヤモヤを何かに書き出す行為、通称、モヤモヤ君へのおてがみです。

このおてがみは、簡単にいうと、あなたのモヤモヤに向き合うヒントを見つけるために、手紙で語りかけるように書き出す行為です。下記の記事がまとまっているので、興味のある方は1度目を通してみてください。

style.nikkei.com

この施策がうまく刺されば、1OIに持っていけるので、その後課題の分離に基づいて次のアクションをとれば良いです。

私はこのモヤモヤ君へのおてがみをGitHubのIssueで管理しています。こちらがIssue Templateになります。

https://raw.githubusercontent.com/task4233/life/8df894dafccf86108207517c07ad646019655d10/.github/ISSUE_TEMPLATE/self-therapy.md?token=AHCLCSBLG2MIP4PJHYIO6FLBYDA2C

そして、恥ずかしながら、このテンプレートを使って書き出したIssueの例がこちらです。

f:id:task4233:20211214032051p:plain
前に書いたやつ

黒歴史ですね、もしかしたらこのブログもモヤモヤ君に届くかもしれません。それはまた別の話です。

瞑想も1つの手段ではある

今までで書いてきたのは、ポケモンでいう「はねやすめ」のような大幅回復系の手段だと思いますが、毎ターン少しずつ回復してくれる「たべのこし」のようなものがあるとより良いですよね。

その手段として使えるのが寝る前の瞑想です。この瞑想は坐禅を組んでやるようなカッチリした瞑想ではなく、マインドフルネス瞑想と呼ばれるものです。

私はYouTubeの音声に従っているだけなのでよくわかりませんが、簡単にいうと心を落ち着かせて1日を振り返る行為のことです。その音声でとても良いなと思っているフレーズが、今日という1日が良かった人も、そうでなかった人も、あなたがその時にできた最善の選択をとってきたことを理解しましょう といったフレーズです。

結果的に良くない結果、行為になってしまったとしても、人はその時に良いと思って行動しているはずです。自分から悪いと思って行動する人はそもそもその行動をしないと思いますし。だからこそ、やってしまったその行為への罪悪感を反芻するのではなく、その時のベストだったんだからしゃあない、くらいの気持ちでいると気が楽です。

おわりに

読み返してみると、結構なポエムになってしまいましたが、誰かのためになれば幸いです(なるのか)?

7日目の記事はeuxn23さんのこれが本当の目黒ワンニャンパークだです。興味があればご覧になってみてはいかがでしょうか?

*1:こういう時は納得した気になっているだけで、根本の問題は解消されていない気がします