task4233のめも

書きたいことをつらつらと

学生LT #31 参加記録

TL;DR

  • 公開枠18組の概要と感想をまとめた
  • 5分間のLTをしてきた
  • LTの準備が不十分だった

もくじ

はじめに

本日(2019/12/08)に開催された学生LT#31に参加したので, その感想と反省を書きます。

学生LT#31の詳細は, connpassページをご覧ください。

student-lt.connpass.com

ライブ映像は公開されています。

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds

以後, LT資料, および動画のリンクを載せていますが, 抜けがある場合はご指摘ください。よろしくお願いします。

当日の流れ

遅刻しました。

後述する解析に熱中しすぎて, 家を出る時間を超えてしまいました。

LT

us pycon参加録 by sakakendo

LT資料

docs.google.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=2100

概要

Pycon2019に自費(?)で参加してきた話でした。

感想

海外カンファレンスに行ってみたいので, どこかのScholarshipに選出されたいものです。今の所MerkariさんのStepupgoで頑張っているので, GoCon出られると良いなと思っています。

Npurse使ってECサイト構築した話 by らいう

LT資料

docs.google.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=2908

概要

タイトル通り, Mpurseを使ってECサイトを作った話でした。Mqurseの特徴についても触れられていました。

感想

大体の処理をMqurseに投げられるのは良さそうです。しかし, そのサービスに脆弱性が生まれた場合にどうなるのかを考えると怖そうです。

Kotlinで作ったJVMで動くCLIツールをGraalVMのnative imageでmacOS向けにバイナリ吐いてみた by マヤミト

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=3524

概要

GraaVM上で, Kotlinコードをnative imageにコンパイルした話でした。JVMとの比較もしており, それぞれのメリット/デメリットも紹介していました。

感想

JVMもそこそこの速さですが, それよりも高速な実行時間というのは魅力的でした。

軽率にレイトレする by にー兄さん

LT資料

speakerdeck.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=3524

概要

古典的レイトレーシング(Ray Tracing)のアルゴリズム, Rayの生成と交差判定, ShadowRayによる可視判定等の理論について紹介していました。

感想

3DCGって出来る人すごいですよね。
以前レイトレは少し触れていたので, 古典的レイトレならもう少しわかりやすく話せたのではないかなという気がしました。BRDFでいえば, 「物体表面の点においてある方向から入射した光が, ある方向へ出射する割合」と言った方がわかりやすいと思いました。しかし, 割合というと[0, 1]のrangeを超えてしまう時に対応できないので難しいところです。ここ, 詳しい人に教えていただきたいです。

ref: BRDF range -- greater than 0...1 ?

ArduinoできらきらフルカラーLEDテープを光らせる話 by たかぴろ

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=5004

概要

ArduinoでLチカして終わってしまう人が多いです。そんな中, フルカラーLEDテープを光らせる(制御)していました。

感想

Arduinoに触ってみたこともありましたが, たかぴろさんがおっしゃっていたように, 実践できるほどまでやっていませんでした。一貫して続けられるものを見つけたいものです。

RustでWebassemblyインタプリタを作った話 by tkr

LT資料

gitpitch.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=5453

Agenda

感想

wasmを触ったことがなかったですが, アセンブリに対する抵抗感が薄くなった今, 触ってみたいと思いました。tkrさんは, 難しいことでも継続して続けている方だと感じていて, 凄いなと感じました。

遭難者を救うために学内Mapを作った話 by そうた

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=6228

概要

Googleマップのような操作感, GPSで場所や距離のわかる, 企画の実施場所/時間がわかるWebマップを作った話でした。

感想

自作webpackLoaderという話がわからなかったので調べました。 入門者/初心者にもわかるwebpack 4の基礎によると, webpackは以下のように書かれています。

webpackは複数のファイルをまとめる処理(bundle your asset/image/scripts/styles)を行うツール

しかし, webpackはJavaScriptファイルのみをそのままの状態で扱う必要があるため, JavaScript以外のファイルをwebpack扱う場合には, Loaderを使用する必要があります。例えば, CSSならcss-loaderとstyle-loaderが必要になります。

「自作」というのは, JS以外のローダーも書いたということですかね?もしくはそれ以外に何かあるのでしょうか?

Webサービスをリリースした話 by Momiyama

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=7140

概要

コミュニティーを一元化するためにWebサービスのプラットフォームを作成した話でした。アカウントの一元化, サービスの利用者が開発出来る仕組みを作成したとのこと。

感想

このLTを見ていて驚いたのが, 参加者が開発に参加できるというシステムでした。GitHubでそのサービスはありますが, PullRequestを送るのは怖いものです。そのため, 開発に参加することを一般化して開発に取り組みやすい環境づくりをしたのは画期的だと感じました。

大学祭のシステムを作ってみる->デスマーチの始まりだった by あべけんぴ

LT資料

speakerdeck.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=7435

概要

USB接続したレシートプリンタでQRコードを生成して使用した。前回の教訓を活かし, サイズを大きくしたとのこと。

感想

レシートプリンタは遠い所にあると考えていたのですが, SDKが公開されており, ドキュメントもしっかりしているらしいです。今の所使う予定はないですが, 頭の片隅においておきます。

話がまとまらなかったので本の紹介をします by kurogoma4D

LT資料

speakerdeck.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=7854

### 概要 ソーシャルメディア進化論という本の紹介。マスメディアが一方的に情報を提供していたた時代からSNSを用いて個の集合体が情報を提供できる時代になり, 色々変わったよねという話(多分)。

感想

「これからは個人の意見がより強くなっていくのでは?」という話については同意です。個が強くなりすぎて, 妄信的に個を信じ始める人間が出てきそうな気がしました。

Vtuberをしてみた by かよ

LT資料

speakerdeck.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=8425

概要

REALITYを運用して, 話す話がないので歯磨き音と咀嚼音で配信を始めたとのことです。その結果, 意外とファンがついたそうです。

感想

思い立ったらすぐ行動するということは大事ですね。同じ環境にいた時にスタートダッシュを切れた方が絶対に良いです。Vtuberは恥ずかしい気がしますが, 羞恥心を捨ててみるのも悪くないのかもしれません(私は踏み切れませんが)。

僕とpirkaと未踏ジュニア by 糸井主歩

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=9045

概要

アイヌ語で美しいという意味を持つ, pirkaという会話をしながら成長していく人工知能技術を開発した話をしていました。pirkaのシステムについても触れていました。

感想

日本語の文を処理して入力する部分が為になりました。自然言語処理はあまり詳しくないので, アプローチを知る良い機会になりました。

色の役割、色の素敵な使い方 / Let's Do Color Design by Yuki Mihashi

LT資料

speakerdeck.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=10242

概要

カラーコーディネーター検定試験1級 第2分野(商品色彩)を受験して得た知見を共有していました。実践的な内容として具体例も複数含まれていました。

感想

率直に言って, 非常に見やすいスライドだと感じました。「明るい部分は黄み, 暗い部分の色は青みにすると自然な配色(ナチュラルカラー)になる」という部分がお手軽な知見だと感じました。今後意識していこうと思います。

Backdoorの調査と解析 by task4233

LT資料

speakerdeck.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=11294

概要

Backdoorの概要と, Discord ClientをBackdoor化するSpidey Botの解析結果を紹介していた。

感想

デモやコードを見せられなかったのが残念でした。スライドで補足しておいたので, もしよければご覧ください。

50言語でハノイの塔を書いてみた by しゅーまいくん

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=11615

概要

タイトル通りです。50言語でハノイの塔の解法を実装していました。実装したリポジトリはこちら。 github.com

感想

ハノイの塔を再帰で書くとシンプルに書けるのは有名ですが, 50個もの言語で実装するというのには驚きました。 ハノイの塔の再帰的解法の証明はこちらがわかりやすいと思います。

www.tbasic.org

kaggle初参加記 by ゆきりん

LT資料

speakerdeck.com

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=11983

概要

Kaggleに参加した話について, 実際に何をしたのか, どういう人と共に挑戦したのかという部分にも触れつつ話していました。

感想

Kaggleはよく分からなくて, 私はタイタニックだけやってやめてしまった人間なので, 続けているのは凄いと感じました。コミュニティがあるのは羨ましいです。

VRMアバターを作った作品制作 by やはぎ

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=12469

概要

VRMアバターを使って文化祭で展示するライブ映像作品を作った話でした。動きはダンス部の動きをモーションキャプチャしてモデルにのせたそうです。実際にUnityを用いてデモもしていました。

感想

VRMという言葉が初耳だったので調べると, 「プラットフォーム非依存の3Dアバターファイルフォーマット」のことのようです。

vrm.dev

VRMにすることでプラットフォームに依存しない自由なVRアバターを作ることができるようです。Unityも詳しくないのでよくわかりませんでしたが, 実際に動いていて心踊る内容でした。

自己紹介LT by Masato Sugiyama

動画

https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=12811

概要

自己紹介とのことで, Youtubeチャンネルを開設した話をしていました。Youtubeチャンネルの管理者画面ではどのような光景が見えているのかと言ったことや, 1人アドベントカレンダーの話もしていました。

感想

Youtubeの管理者画面では, いつ, どの程度の人数が動画を見てくれているのかが可視化できるんですね。このような情報を元に, 動画を改善していくことができるんですね。面白かったです。

行ったLTの反省

最も良くなかったこととして, 全体の流れが分かりづらかったということが挙げられます。理由はいくつかありますが, 最も大きい理由は計画性の無さだと思います。というのも, スライドが完成したのが直前で, ぶっつけ本番のLTだったんですよね。そのせいか, 心なし早口になっていたり, 指示語を多く使ったりと全体の流れが分かりづらいLTになってしまいました。

時間が押していたというのもありますが(動画で見たら4分しか話していなかった), 落ち着いて話せるようにLT前に一度資料を見返す余裕を作っておくべきだなと感じました。

次にLTをする際は意識します。

おわりに

以上が, 学生LT#31で発表された18個のLTでした。他にも懇親会で行われたものもあったのですが, 発表者の許諾を得ていないので今回は触れません。私の専門外の分野もいくつかあったので, そのジャンルを知る良い機会になりました。

学生LTのスタッフのみなさま, 会場を提供してくださったDMM様, ならびにLT枠のプレゼンターの方々, 聴講枠で聴きにきてくださった方々には本当に感謝です。

次の学生LTはin岡山だそうです。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?