TL;DR
- 公開枠18組の概要と感想をまとめた
- 5分間のLTをしてきた
- LTの準備が不十分だった
もくじ
- TL;DR
- もくじ
- はじめに
- 当日の流れ
- LT
- us pycon参加録 by sakakendo
- Npurse使ってECサイト構築した話 by らいう
- Kotlinで作ったJVMで動くCLIツールをGraalVMのnative imageでmacOS向けにバイナリ吐いてみた by マヤミト
- 軽率にレイトレする by にー兄さん
- ArduinoできらきらフルカラーLEDテープを光らせる話 by たかぴろ
- RustでWebassemblyインタプリタを作った話 by tkr
- 遭難者を救うために学内Mapを作った話 by そうた
- Webサービスをリリースした話 by Momiyama
- 大学祭のシステムを作ってみる->デスマーチの始まりだった by あべけんぴ
- 話がまとまらなかったので本の紹介をします by kurogoma4D
- Vtuberをしてみた by かよ
- 僕とpirkaと未踏ジュニア by 糸井主歩
- 色の役割、色の素敵な使い方 / Let's Do Color Design by Yuki Mihashi
- Backdoorの調査と解析 by task4233
- 50言語でハノイの塔を書いてみた by しゅーまいくん
- kaggle初参加記 by ゆきりん
- VRMアバターを作った作品制作 by やはぎ
- 自己紹介LT by Masato Sugiyama
- 行ったLTの反省
- おわりに
はじめに
本日(2019/12/08)に開催された学生LT#31に参加したので, その感想と反省を書きます。
学生LT#31の詳細は, connpassページをご覧ください。
ライブ映像は公開されています。
以後, LT資料, および動画のリンクを載せていますが, 抜けがある場合はご指摘ください。よろしくお願いします。
当日の流れ
遅刻しました。
学生LT遅刻します。
— Tasker (@task4233) December 8, 2019
解析していたら家を出る時間を過ぎてました。
申し訳ないです。
後述する解析に熱中しすぎて, 家を出る時間を超えてしまいました。
LT
us pycon参加録 by sakakendo
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=2100
概要
Pycon2019に自費(?)で参加してきた話でした。
- Tutorial
- 1コマ約3時間
- 全部で32個
- Talk
- 1コマ30分程度
- 全部で100個ほど
- Programmatic Notebooks with papermil
- Spatial Analysis Meets Data Science
- ArcGIS - PyPIはGIS(Geographic Information System)データのプラットフォーム
- Dog classification using TensorFlow, Azure, and Visual Studio Code
- Room Share
- 英語力
- できなくても割となんとかなる
感想
海外カンファレンスに行ってみたいので, どこかのScholarshipに選出されたいものです。今の所MerkariさんのStepupgoで頑張っているので, GoCon出られると良いなと思っています。
Npurse使ってECサイト構築した話 by らいう
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=2908
概要
タイトル通り, Mpurseを使ってECサイトを作った話でした。Mqurseの特徴についても触れられていました。
感想
大体の処理をMqurseに投げられるのは良さそうです。しかし, そのサービスに脆弱性が生まれた場合にどうなるのかを考えると怖そうです。
Kotlinで作ったJVMで動くCLIツールをGraalVMのnative imageでmacOS向けにバイナリ吐いてみた by マヤミト
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=3524
概要
GraaVM上で, Kotlinコードをnative imageにコンパイルした話でした。JVMとの比較もしており, それぞれのメリット/デメリットも紹介していました。
感想
JVMもそこそこの速さですが, それよりも高速な実行時間というのは魅力的でした。
軽率にレイトレする by にー兄さん
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=3524
概要
古典的レイトレーシング(Ray Tracing)のアルゴリズム, Rayの生成と交差判定, ShadowRayによる可視判定等の理論について紹介していました。
感想
3DCGって出来る人すごいですよね。
以前レイトレは少し触れていたので, 古典的レイトレならもう少しわかりやすく話せたのではないかなという気がしました。BRDFでいえば, 「物体表面の点においてある方向から入射した光が, ある方向へ出射する割合」と言った方がわかりやすいと思いました。しかし, 割合というと[0, 1]のrangeを超えてしまう時に対応できないので難しいところです。ここ, 詳しい人に教えていただきたいです。
ref: BRDF range -- greater than 0...1 ?
ArduinoできらきらフルカラーLEDテープを光らせる話 by たかぴろ
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=5004
概要
ArduinoでLチカして終わってしまう人が多いです。そんな中, フルカラーLEDテープを光らせる(制御)していました。
感想
Arduinoに触ってみたこともありましたが, たかぴろさんがおっしゃっていたように, 実践できるほどまでやっていませんでした。一貫して続けられるものを見つけたいものです。
RustでWebassemblyインタプリタを作った話 by tkr
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=5453
Agenda
15分枠でwasmの話します。初LTです(死)
— tkr (@kgtkr) December 8, 2019
・wasmについての軽い解説
・wat
・バイナリフォーマット
・rustでwasmインタプリタ作った話
・バイナリのデコード、エンコード
・スタックマシンの実装
・ライブデモ×2
時間怪しいので頑張って早口で話します…#学生LT
感想
wasmを触ったことがなかったですが, アセンブリに対する抵抗感が薄くなった今, 触ってみたいと思いました。tkrさんは, 難しいことでも継続して続けている方だと感じていて, 凄いなと感じました。
遭難者を救うために学内Mapを作った話 by そうた
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=6228
概要
Googleマップのような操作感, GPSで場所や距離のわかる, 企画の実施場所/時間がわかるWebマップを作った話でした。
感想
自作webpackLoaderという話がわからなかったので調べました。 入門者/初心者にもわかるwebpack 4の基礎によると, webpackは以下のように書かれています。
webpackは複数のファイルをまとめる処理(bundle your asset/image/scripts/styles)を行うツール
しかし, webpackはJavaScriptファイルのみをそのままの状態で扱う必要があるため, JavaScript以外のファイルをwebpack扱う場合には, Loaderを使用する必要があります。例えば, CSSならcss-loaderとstyle-loaderが必要になります。
「自作」というのは, JS以外のローダーも書いたということですかね?もしくはそれ以外に何かあるのでしょうか?
Webサービスをリリースした話 by Momiyama
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=7140
概要
コミュニティーを一元化するためにWebサービスのプラットフォームを作成した話でした。アカウントの一元化, サービスの利用者が開発出来る仕組みを作成したとのこと。
感想
このLTを見ていて驚いたのが, 参加者が開発に参加できるというシステムでした。GitHubでそのサービスはありますが, PullRequestを送るのは怖いものです。そのため, 開発に参加することを一般化して開発に取り組みやすい環境づくりをしたのは画期的だと感じました。
大学祭のシステムを作ってみる->デスマーチの始まりだった by あべけんぴ
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=7435
概要
USB接続したレシートプリンタでQRコードを生成して使用した。前回の教訓を活かし, サイズを大きくしたとのこと。
感想
レシートプリンタは遠い所にあると考えていたのですが, SDKが公開されており, ドキュメントもしっかりしているらしいです。今の所使う予定はないですが, 頭の片隅においておきます。
話がまとまらなかったので本の紹介をします by kurogoma4D
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=7854
### 概要 ソーシャルメディア進化論という本の紹介。マスメディアが一方的に情報を提供していたた時代からSNSを用いて個の集合体が情報を提供できる時代になり, 色々変わったよねという話(多分)。
感想
「これからは個人の意見がより強くなっていくのでは?」という話については同意です。個が強くなりすぎて, 妄信的に個を信じ始める人間が出てきそうな気がしました。
Vtuberをしてみた by かよ
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=8425
概要
REALITYを運用して, 話す話がないので歯磨き音と咀嚼音で配信を始めたとのことです。その結果, 意外とファンがついたそうです。
感想
思い立ったらすぐ行動するということは大事ですね。同じ環境にいた時にスタートダッシュを切れた方が絶対に良いです。Vtuberは恥ずかしい気がしますが, 羞恥心を捨ててみるのも悪くないのかもしれません(私は踏み切れませんが)。
僕とpirkaと未踏ジュニア by 糸井主歩
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=9045
概要
アイヌ語で美しいという意味を持つ, pirkaという会話をしながら成長していく人工知能技術を開発した話をしていました。pirkaのシステムについても触れていました。
感想
日本語の文を処理して入力する部分が為になりました。自然言語処理はあまり詳しくないので, アプローチを知る良い機会になりました。
色の役割、色の素敵な使い方 / Let's Do Color Design by Yuki Mihashi
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=10242
概要
カラーコーディネーター検定試験1級 第2分野(商品色彩)を受験して得た知見を共有していました。実践的な内容として具体例も複数含まれていました。
感想
率直に言って, 非常に見やすいスライドだと感じました。「明るい部分は黄み, 暗い部分の色は青みにすると自然な配色(ナチュラルカラー)になる」という部分がお手軽な知見だと感じました。今後意識していこうと思います。
Backdoorの調査と解析 by task4233
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=11294
概要
Backdoorの概要と, Discord ClientをBackdoor化するSpidey Botの解析結果を紹介していた。
感想
デモやコードを見せられなかったのが残念でした。スライドで補足しておいたので, もしよければご覧ください。
50言語でハノイの塔を書いてみた by しゅーまいくん
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=11615
概要
タイトル通りです。50言語でハノイの塔の解法を実装していました。実装したリポジトリはこちら。 github.com
感想
ハノイの塔を再帰で書くとシンプルに書けるのは有名ですが, 50個もの言語で実装するというのには驚きました。 ハノイの塔の再帰的解法の証明はこちらがわかりやすいと思います。
kaggle初参加記 by ゆきりん
LT資料
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=11983
概要
Kaggleに参加した話について, 実際に何をしたのか, どういう人と共に挑戦したのかという部分にも触れつつ話していました。
感想
Kaggleはよく分からなくて, 私はタイタニックだけやってやめてしまった人間なので, 続けているのは凄いと感じました。コミュニティがあるのは羨ましいです。
VRMアバターを作った作品制作 by やはぎ
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=12469
概要
VRMアバターを使って文化祭で展示するライブ映像作品を作った話でした。動きはダンス部の動きをモーションキャプチャしてモデルにのせたそうです。実際にUnityを用いてデモもしていました。
感想
VRMという言葉が初耳だったので調べると, 「プラットフォーム非依存の3Dアバターファイルフォーマット」のことのようです。
VRMにすることでプラットフォームに依存しない自由なVRアバターを作ることができるようです。Unityも詳しくないのでよくわかりませんでしたが, 実際に動いていて心踊る内容でした。
自己紹介LT by Masato Sugiyama
動画
https://youtu.be/cX13Wwa0Mds?t=12811
概要
自己紹介とのことで, Youtubeチャンネルを開設した話をしていました。Youtubeチャンネルの管理者画面ではどのような光景が見えているのかと言ったことや, 1人アドベントカレンダーの話もしていました。
感想
Youtubeの管理者画面では, いつ, どの程度の人数が動画を見てくれているのかが可視化できるんですね。このような情報を元に, 動画を改善していくことができるんですね。面白かったです。
行ったLTの反省
最も良くなかったこととして, 全体の流れが分かりづらかったということが挙げられます。理由はいくつかありますが, 最も大きい理由は計画性の無さだと思います。というのも, スライドが完成したのが直前で, ぶっつけ本番のLTだったんですよね。そのせいか, 心なし早口になっていたり, 指示語を多く使ったりと全体の流れが分かりづらいLTになってしまいました。
時間が押していたというのもありますが(動画で見たら4分しか話していなかった), 落ち着いて話せるようにLT前に一度資料を見返す余裕を作っておくべきだなと感じました。
次にLTをする際は意識します。
おわりに
以上が, 学生LT#31で発表された18個のLTでした。他にも懇親会で行われたものもあったのですが, 発表者の許諾を得ていないので今回は触れません。私の専門外の分野もいくつかあったので, そのジャンルを知る良い機会になりました。
学生LTのスタッフのみなさま, 会場を提供してくださったDMM様, ならびにLT枠のプレゼンターの方々, 聴講枠で聴きにきてくださった方々には本当に感謝です。
次の学生LTはin岡山だそうです。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?